住宅購入は人生の一大イベントですよね。
生涯において大きな意味合いを持つ住宅購入について、
適正な年齢があるのでしょうか?
特に新築住宅は、数千万円という大きな買い物になります。
仕事や収入、家族計画など、将来的の人生設計がある程度
見通せた時点で、住宅購入を考える人が多いと思います。
では、住宅購入するのにふさわしい時期・年齢って、
具体的に何歳くらいなのか…。
住宅金融支援機構のまとめによると、
「フラット35」を利用して住宅を購入した人の平均年齢は、
40.1歳なのだとか。
分譲住宅地に多い建売住宅の場合で、
平均37.5歳なのだそうです。
つまり、住宅購入には大きな住宅ローンを組む必要が生じます。
適正年齢のこと考えると、30年、35年ローンを組んで、
会社を定年する60代で支払いが終わる時期として、
30代で家を検討し始めることが多いようです。
「フラット35」は、40代未満の利用者がなんと約半数以上います。
フラット35は、住宅ローンの支払いは35年ですから、
月々の負担をより軽くするために、35年ローンを契約して、
会社を定年前に払い終えてしまう…
これが理想なのだと思います。
逆に40代を過ぎてしまうと、
35年ローンを組むのが難しくなってきます。
それは住宅ローンの組む条件のひとつとして、
「完済時の年齢」というものがあるからです。
最長でも80歳前後で住宅ローンの支払いを終えなきゃいけない…
というきまりです。
頭金が多かったり、親から住宅購入資金を贈与できたり、
自己資金に余裕があれば、短い返済期間で住宅ローンを組めます。
でもそのようなケースはまれですから、
一般的には20~30代の年齢で住宅購入することが、
一番いいのだと思います。
>>住宅を購入する適正な年齢は家族構成で決まります
>>30歳代で住宅購入しておく理由は資産形成のため