大手ハウスメーカーへ見積を依頼する

大手のハウスメーカーへ見積りを依頼する時は、今から建てようとする土地敷地内に、ぴったりとおさまる間取りパターンで見積もりを出してもらいましょう。

でも、敷地にあったぴったりとした間取りというのは、素人ではなかなか考えつきませんよね。

ハウスメーカーはあらかじめ坪数ごとで平均的な一戸建て間取りの設計図面集を持っています。
その中からぴったりとした間取りを探し出すことができるようになっています。

あらかじめ、ハウスメーカーが決めている間取りをもとに、あとはキッチンや外壁材や浴室仕様などの仕上げ方法を決めたあと、サンプルの中から、希望の部材(床板、キッチン、洗面台、浴槽、サッシ、外壁材などを探していくわけです。

ある程度決まったら、家づくりの見積り金額ができあがります。

ハウスメーカーに最初の見積もりを依頼する場合は、30坪の住宅でも40坪の住宅でも、一式いくら…の見積書でしか表現されていない場合が多いものです。

積水ハウスや大和ハウスなどの大手の場合は、同じ一式の金額表示でも、ある程度の内訳が入っている場合もありますが、ほとんどは一式で記載されてます。

お客さんの立場からすると、できるだけ詳細な内訳書を出してもらわないと困りますよね。
ですから、営業担当者へはできるだけ詳細な見積書の内訳まで提出するようにお願いしましょう。

実はここがハウスメーカーを選ぶ際に失敗しない大きなチェックポイントです。

詳細で細かな見積書を提出してくれる丁寧なハウスメーカーとそうでないハウスメーカーの欠点が見えてきます。
そういう事情をふまえながら、まずは見積もりを依頼してみることをおすすめします。


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