扉の位置や配置について、まずは自分の頭の中でイメージしてみよう!

扉の位置や配置の考え方として、もっとも大切なことは、扉を開けた際に邪魔にならないか…
人やモノに当たらないかを考慮することです。

お部屋の間取りの中で、この位置だとこんなことが起こってしまう…とか、扉がこの位置だとこんなことが起こっちゃう…とか、ここに扉を配置すると今まで置けなかったモノが置けるようになる…など、

いろいろなシミュレーションを頭の中で考えることが大切です。

通常、家を建てる場合はハウスメーカーや工務店の設計担当者に扉・窓の位置だけ希望すれば、あとは詳細な配置のことを教えてくれます。

施主自身がそこまで考え抜くことなんてないと思います。

でも、自分の頭の中で扉や窓の配置のことをシミュレーションすることは、住み始めて初めてわかる窓配置の重要さを考えると、できるだけ自分でイメージしておいた方いいでしょう。

例えば玄関からリビングへの扉についてですが、玄関扉は必ず玄関側へ開くようになっています。

これは、扉をリビング側に開けるようにすると、玄関からリビングへの出入り口と干渉する恐れがあるからです。

また、2階の子供部屋のお部屋の扉の入り口に関しては、扉の位置によってはモノが置けるスペースが少なくなったり、変わってきてしまいます。
だから、開き戸よりも引き戸の方がかえって使いやすいこともあります。

このようなことは、実際に自分の頭の中でイメージして、シミュレーションをしてみないと、なかなか思いつかないことです。

重要なポイントは扉の配置や開け方を考えながら間取りづくりをすることです。
家具をどう置くかを考えることで、間取りづくりがよりイメージしやすくなるのではないでしょうか。


>開き戸と引き戸のメリットをしっかり把握しておこう!