窓やドアは断熱性能の高いものを選ぶ…

新築の一戸建てを建てる際に設置した窓やドアは、将来にわたる室内の断熱材として大きな機能を発揮することになります。
ですから、そう簡単に取替えられるものではありません。
10年、20年と使い続けるものだから、窓やドアの仕様は毎日の暮らしに直接かかわるものです。
できるだけ室内空間を快適にさせるいい窓やドアを選ぶことが大切だと思います。

たとえば夏の暑い時期の窓の性能について考えてみましょう。
室内の温度調節ができる窓は暮らしに必ず役立ちます。

冬は暖房、そして夏は冷房を使い続けると、家計に負担がかかりますが、室内の温度を快適に保つためにどうしても使うことになってしまうケースがほとんどだと思います。

温度は高いところから低いところへ移動します…
温度にはそんな特性がありますが、室内のなかで一番温度の低いところはどこかおわかりですか?

もちろん窓やドアです。
窓やドアが室内で一番温度が低い弱点部になります。

外気との間にあるドアや窓は、家全体の熱量の約40%もの熱がそこから逃げている現実がありますが、少しでもその弱点を補うために、まず住宅の開口部には断熱タイプの窓やドアを採用することがオススメです。
断熱ドアや断熱性の高い窓はは、室内と室外の熱の伝わりを抑えてくれますし、冷暖房の効率をとても高めてくれます。

また、冬の寒い時期に窓に生じてしまう湿気・カビなどの原因となる結露の予防にもつながります。

このように窓やドアの選び方は思った以上に大切なことです。
その機能を十分にしってしっかりとした断熱性能の高いものを選ぶことをおすすめします。


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